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以下ネタバレ注意。 簡単にまとめているため、要所、要点が含まれています。
第13話 絶滅世界A(元の世界)の話は青、
世界B(別の世界)の話は赤です。 身体を虫に食い破られるという事件が発生します。どっかで見たような話ですけど、世界Bではチャーリーが未だに虫に苦しめられているので、それとはまた別です。
この虫はかなり特徴的な虫なので、直ぐに犯人に辿り着き、この世界では疾病なんとかってところにジョンが勤めているので、虫を人に宿させる理由も判明。
名前は「スケルタービートル」。羊にだけ寄生する虫なのですが、世界Bでは羊は10年前に絶滅しており、二度と採取できなくなっていました。
そこで困ったのが今回の犯人。
スケルタービートルが身体に取り込む酵素に、鳥インフルエンザを予防する効果があったのですが、完成間近に羊が絶滅。悩んだ末に虫の標本から複製し、様々な動物で実験を繰り返しました。 しかしどれも失敗。最後に目をつけたのは、人でした。でも人が死ぬ危険が高い実験なんてのは倫理に反しているわけで、レストランやバーで隣になった人をターゲットにして、虫を回収していたわけです。
動機には科学者としてのプライドと、ワクチンが完成すれば多くの人を救うことが出来るという願いがあったのです。やり方は悪かったけど、完全に悪いとも言えない事件でした。 これがメインだったのですが、そのほかに2つほど。
まず一つは、世界Bでコーテキシュファンの再現に成功したこと。
名前が思い出せないのですが、世界Aではマッシブにいて、世界Bではウォルターネイトの元で働いてる個性的な科学者がいますよね? 彼がダナムの脳組織からコーテキシュファンを取り出し複製して、被験者に投与していたみたいです。
その結果は、年をとった人では何も起こらずに死亡。若い被験者では、超能力の覚醒が見られました。
科学者はもう少しで超能力を持たせることが出来ると考え、子供への実験を考えますが、ウォルターネイトは断固拒否。やはりピーターが誘拐されたことで子供については敏感になっている様子。
もう一つが、虫を宿された? というミスリードを利用して、ダナムが妊娠したことを知らせることでした。
生むことはどうか分りませんが、どうにもジョンよりピーターに惹かれている感じ。
またそのことをジョンは知るはずもなく、プロポーズして空気読めない状況になって、ミスリードもあって死亡フラグ状態。アル意味、ジョンには死亡フラグだけど。
さらにリンカーンがダナムに気がありそうな感じで、恋仲を突っつく子供のような行動をとるし(笑)
第14話 愛の力 幽霊がでる、というかポルターガイスト現象が起こっているマンションが舞台。まるで床が消えたかのようにして人が落下する事件が発生します。早速調査に向かった
フリンジチーム。そこでウォルターが閃きます。コインを10回弾いて、表か裏かを確かめた結果、10回とも表。このマンションでは物理の法則が歪んでいると気づきます。それは、世界Bで起こっている亀裂が、こっちの世界でも起こり始めているということでした。
世界の崩壊が始まったことにウォルターは焦り始めますが、対処方法が分らないまま。とりあえず地震計なら亀裂が走る瞬間の揺れを確認できるため、ダナムとピーターに渡しマンションの監視を頼みます。そしてある部屋の異常を見つけました。
部屋には老婆が住んでいました。数ヶ月前に主人を事故で亡くし、そのことを引きずっていました。するとある日、亡くなったはずのお爺さんが現れたというのです。老婆は幽霊だと思っても、会えることに喜びを感じていました。このやり取りを聞いて、ウォルターはもしやと思い訪ねます。「ここに何年くらい住んでいるのか」と。
このマンションは亡くなったお爺さんの物。つまり、世界Bでもお爺さんが同じ部屋に住んでいる可能性が高い。だから共鳴しあい亀裂が入ったのだと。
ただこれが分ったからといって、亀裂をどうにか出来るとは限らない。むしろ最悪の場合を考え、ウォルターはアンバーの複製を試みて成功します。さらにこのアンバーを複製するに当たってウォルターネイトの気持ちを理解しました。
そしてダナムがあることに気づきました。何故、老婆は世界Bの自分を見ないのか。つまり向こうの世界では老婆が亡くなっており、
世界Bではお爺さんが老婆のことを思い、こっちの世界では老婆がお爺さんのことを思っている。互いに引き合うことで亀裂を生み出していると。 そんな中、再び地震が発生しアンバーの使用を考えながら、老婆の説得に向かいます。諦めることが出来れば、崩壊を招く前に押さえ込むことが出来ると。
ところが老婆は説明をしても納得せず、ましてや別世界のお爺さんと説明しても理解してくれるはずもなく。次第に世界の亀裂が大きくなり始め、ブロイルズは隔離を行なう準備を開始します。
世界が限界まで近づいたとき、世界Bのお爺さんが発した言葉がストッパーになりました。
「お前のことが恋しい、娘たちもそうだ」
老婆とお爺さんには子供がいませんでした。
老婆はようやく理解しました。お爺さんは、亡くなった夫ではないと。
世界の崩壊が始まり出す、重要な話でしたね。
謎の装置のこともあるので、今シーズンで答えが出るのかな?
さてピーターとダナムの関係ですが、ダナムの方から歩み寄ることで、再び改善の兆しを見せ始めました。
このまま進んでくれると良いんだが……。
第15話 家族
※1985年の話 個人的には、第14話の愛の力を補完した話に感じました。
序盤からピーターが世界Bに帰りたがっているので、もしウォルターネイトもピーターを求めていたなら帰ることができたのでは? という疑問が発生しましたが、色々あったわけですね。
ウォルターネイトは妻が真実を話してくれず、手がかりもないままアルコールに救いを求めていました。そこに夫婦愛の崩壊も絡んできて、修復を試みたりするんですが、自ら棒に振ったり。
一方でウォルターはピーターを帰す方法を見つけようと、オリビア達ジャクソンビルでコーテキシュファンを与えた子供達で実験を試みます。そして、家庭内の事情でオリビアが世界の境界を越える力を手に入れたと知り、オリビアだけに絞り込み実験を開始。ところがオリビアの力が暴走して、オリビアが行方不明になってしまいました。
託児所の異変に気づいたウォルターの妻とピーターが託児所へ。そこでピーターがオリビアのスケッチブックを見つけ居場所を特定します。ピーターは一人でオリビアの元へ向かい、言葉を交わします。そして怖がらずに、ウォルターに話してみないと、何もかわらないと諭します。
その後、無事に戻ってきたオリビアは、義理の父親が向かえにくるまえに、ウォルターに真実を話そうとウォルターの部屋に駆け込み全てを話します。
義理の父親に虐待されていること、別の世界に行ったと言うこと。
しかしオリビアは背後からウォルターに呼ばれます。
オリビアの力は恐怖の感情、感情の高まりで発動する。全てを打ち明けるようとして感情が高まっていたオリビアは、向こうの世界へ一時的に渡り、ウォルターネイトに語りかけていたのです。
このことで、ウォルターネイトはピーターの行方を知るのでした。
偶然もありましたね。ウォルターネイトの仕事場が、ジャクソンビル託児所と同じ位置にあったとか。
そしてオリビアと交流したピーターは、こっちの世界のウォルターの妻を自分の母親として認識することになりました。自分がいなくなって、本気で心配し涙を流してくれたことが切っ掛けでした。
もし同じ方向にベクトルが向かっていたら、ピーターは世界Bに戻れたのにね。
あと、よく見てないと分らないのですが
ウォルターネイトが自分の会社に戻ってきたとき、画面左側から監視人が現れてウォルターネイトを見ているんですよね。 世界Bでは監視人が出てこなかったので、向こうにいるかどうかも分らなかったのですが、世界Bにも監視人はいるみたいですね。いるみたい、というより、世界間を行き来してるみたいですね。
この話に関しては、これまでのことを上手く補完したなと言う感じ。
第16話 オスミウムまたウォルターが薬物やってるなと思ったら、隣にいるの
LOSTのハーリー役こと、ホルヘ・ガルシアじゃん!とサプライズに驚いた。
でもLOSTの高戸さんがCVではないので、違和感があったけど。
さてウォルターは世界衝突を防ぐ方法に悩んでいるとき、ベルのオフィスを発見しベルが残した書類を読むことを決断。脳の組織を蘇らせることができないのであれば、ベルの書類を読み込み、過去の自分の思考パターンに行き着こうと考えたのです。
今回の事件は、強盗をした人物を射殺したら風船のように浮き上がったという事件。さらに倉庫から大量のオスミウムが盗まれていました。オスミウムは鉛の2倍の密度で、もっとも重い元素らしいです(笑)
毎度ながら死体の解剖が大好きなウォルターが遺体解剖をしていると、足の筋肉が異常に退化していて、免疫能力が異常に衰えていて、浮かばなくなった直後もの凄く重たくなったことに気づきました。死体にはオスミウムが含まれていると、ただ浮いていたことと矛盾しており、未だ原因は不明。
そして事件は進展します。死体が持っていたカードキーを元に捜査したダナム達が倉庫で大量の死体と車いすを発見しました。足の筋肉が異常に退化していたのは、筋ジストロフィーの患者達でした。さらに分析した結果、ルテチウムとオスミウムが血液から採取され、希少なルテチウムが今度は盗まれると特定して犯人を捕まえることが出来ました。
犯人は航空機関系の科学者でした。丈夫で軽い飛行機の翼を誕生させようと、オスミウムとルテチウムを混ぜ合わせたところ身体を浮かせる物質の精製に成功。これを利用して、筋ジストロフィーの息子の治療薬を作ろうとしていました。被験者は息子の車いすバスケの試合会場で見つけていました。
ただ実際には不可能なことであり、物理の法則が着実に歪み始めていることが明らかになってしまいました。
同時にそれは、世界の崩壊が迫っていると言うことでもありました。
あとサブで進められていたソウルマグネット。人の意識を依り代に定着できると知ったウォルターは、ベルが残した鐘を鳴らすことで、呼び戻せると確信します。
そして鐘を鳴らしたことでベルの意識がダナムの精神へ。
世界を救う方法を知っているであろうベルが帰ってきました
以下次回
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